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著者:佐野洋子
出版:港の人
発売日:2024年11月
仕様:四六判 109ページ
『100万回生きたねこ』『おじさんのかさ』『わたしのぼうし』などたくさんの人に愛され続けている名作絵本を数多く生み出した佐野洋子。一方で、『私の猫たち許してほしい』『シズコさん』『神も仏もありませぬ』などリズミカルな文体で人生の本質を突くエッセイも多数執筆し、どれも高い評価を得た。本書は、1990年代に少部数刊行された、隠れた名著2冊を1冊にまとめての復刊。繊細なエッチング作品と、赤裸々かつ切実きわまることばで生と性をたずさえ生きる人間の姿を描く自伝的物語が、ここによみがえる。
解説 江國香織「最初のページと最後のページのあいだに」。