new
{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/3

新しい「公共」入門 思いがけない出会いをつくる

1,034円

送料についてはこちら

著者:山本圭 出版:岩波書店 発売日:2026年9月 仕様:新書判 220ページ どうしてこんなにも話し合えないのか? アーレントやハーバーマスだけでなく、日本における「公共」概念の変遷や、オードリー・タンによる新しいアイデアまで、気鋭の政治学者が古今東西の思想や実践を振り返り、これからの「公共」のあり方を考える。認定NPO法人抱樸理事長、奥田知志さんへのインタビューも収録。 目次  はじめに 第1章 そもそも「公共」ってなんなのか?  1 「公共」は誰のもの?――排除と包摂   排除デザインのある街   オリンピック・パラリンピックで追い出される住民たち   みんなの場所だから――映画『パブリック――図書館の奇跡』  2 公共の意味を解きほぐす   official/common/open   複雑に絡まる三つの意味   「おほやけ」「公」「public」   アジールとしての公共空間――網野善彦『無縁・公界・楽』   公と私   理性の「私的使用」と「公的使用」――カント「啓蒙とは何か」   公共圏と親密圏  3 誰が公共を担うのか?   フォーマルな公共   インフォーマルな公共   「滅私奉公」から「新しい公共」へ――戦後日本における公共の変遷   日常のなかのインフォーマルな公共空間   公共をめぐる状況の変化 第2章 公共をめぐる政治思想  1 グローバル化と公共の危機   拡張する世界――ウォーラス「大社会」   現実は理想通りにはいかない――リップマン『幻の公衆』   大共同社会を創出する――デューイ『公衆とその諸問題』  2 「共通世界」と「市民的公共性」   大衆社会の誕生   アーレントの大衆社会批判   政治の原風景としての古代ギリシャ   同じテーブルを囲んで――アーレント『人間の条件』   公的領域――自由な「現われの空間」   私的領域――「世界」が失われた空間   地球上には複数の人間がいる   議論の舞台は喫茶店――ハーバーマス『公共性の構造転換』  3 公共と民主主義   「論理の力」を重視する――熟議民主主義の立場   熟議民主主義の問題点   批判するのはよくないの?――闘技民主主義の立場   公共空間は中立的なの?   公共と民主主義のずれ   公私の境界を問い直す  4 現代の公共哲学   「正義の原理」をもとめて――ロールズ『正義論』   共通の土台を探る――ロールズ『政治的リベラリズム』   21世紀の公共にむけて 第3章 いま、公共はどこにある?  1 公共を破壊する自己責任論   公園と有料プレイグラウンド   イデオロギーとは何か?   成功は自分の努力次第?   日常に潜むイデオロギー   新自由主義イデオロギーの台頭  2 ソーシャルメディアと公共の断片化   オールドメディアの凋落   個別化された世界   感情を動員される若者たち   分断を引き起こすポピュリズム  3 公共のない民主主義   老ハーバーマスの診断   闘技民主主義も大変......   公共圏の複雑化  4 新しい公共圏の可能性――思いがけない出会いを創出する   失われたセレンディピティを求めて   自分が楽しむ「マイパブリック」   ごちゃごちゃを楽しむ「難民・移民フェス」   SNSが橋渡しする未来 第4章 公共の実践者に会いに行く――NPO法人抱樸(ほうぼく)理事長・奥田知志さんへのインタビュー   学生時代に感じた社会の矛盾   「こっからここまで」をやめたい   「程度」でものを考える   「怖いまち」から「希望のまち」へ   誰もが身を寄せられる「軒」的空間   「わからない」が恐怖を生む   6億円もの寄付が集まった理由――「埋める」寄付と「目指す」寄付   世の中の価値軸を増やしていく   「おせっかい」と「教養」   「きづき」と「つなぎ」   共感不可能性の共感  インタビューのあとで  しなりのある公共空間をつくる  参考文献  写真のクレジット  あとがき

セール中のアイテム