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SOLD OUT
編:中島岳志
出版:ミシマ社
発売日:2025年3月
仕様:B5変型判 232ページ
AI時代、人類だけが行ってきた「弔い」はどうなる?「死者」の問題を考えずして、利他は語れず!葬式、墓、仏壇…失われる弔いの伝統と、台頭するAI故人ビジネス。そのリスクと可能性を、情報学、文学、宗教、政治学など多方面から考察する。
目次
1 思いがけず死者(思いがけず死者;「死者が生きていく」ためのテクノロジーはいかにして可能か;弔いの知覚論 ほか)
2 テクノロジーで死者に「出会う」(AIが死者を再現するとき―小説『本心』をめぐって 鼎談:平野啓一郎、中島岳志、高木良子;亡き娘と再会する―韓国のVRヒューマンドキュメンタリー「あなたに出会った」を事例に;亡き妻の歌声から曲を紡ぐ ほか)
3 弔いの現在と未来(消えゆく「彼岸」―弔いの半世紀を振り返る 鼎談:西出勇志、中島岳志、高木良子;遺骨アクセサリー・堆肥葬・自然循環型葬―弔いの多様化とその裏にひそむもの;墓友・手元供養・土葬―日本の葬送のいまを支える人たち ほか)