著者:沖浦和光
出版:岩波書店
発売日:1998年7月
仕様:新書判 246ページ
状態:B カバーに少し傷みがあります。
風光明媚な内海は、古来から日本列島の大動脈であり、同時に、身分制社会の底辺で海の民が「板子一枚下は地獄」という過酷な労働を生きた場所であった。長年の現地踏査をもとに、アジア諸地方とつながる海の世界を、水軍の発生史や海神伝承、さまざまな信仰などから描き、今は消えた「家船」や「おちょろ船」の風俗を伝える。
目次
第1章 わが故郷・平の浦
第2章 瀬戸内の大自然と海賊の発生
第3章 越智・河野水軍の起源伝承
第4章 記録・文学に出てくる海民像
第5章 屠沽の下類・一向一揆・村上水軍
第6章 漂海民・家船民俗の終焉
第7章 新興港町の栄枯盛衰