著者:吉井由吉
出版:岩波書店
発売日:1990年3月
仕様:新書判 239ページ
状態:B カバー背に焼けがあります。
明治・大正・昭和の東京を彩る私小説の主役たちがいる。徳田秋声、正宗白鳥、葛西善蔵、宇野浩二、嘉村礒多、谷崎潤一郎、永井荷風らを育んだ東京、そして文学空間としての東京がある。浮遊する都会人の心をたどり、現代人の出自が透し彫りにされていく。これは我々の百年の物語への旅である。
目次
安易の風
窪溜の栖
楽しき独学
居馴れたところ
生きられない
何という不思議な
心やさしの男たち
無縁の夢
濡れた火宅
幼少の砌の
とりいそぎ略歴
命なりけり
肉体の専制
境を越えて