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著者:及川るな
発売日:2026年4月
仕様:文庫判 122ページ
これは、独りで・他人と、食べる行為や そこでの味を通して感じている “今という時間の流れ方“ を書き留めた、食卓をはじまりにして私の中で起きたことの記録。
そこには、一秒が一秒で過ぎているとは限らないような、いろんな時間の流れ方をするいろんな世界をこんなにも行き来していることが 自分にとっての日々としてあった、ことがありました。いうなれば、食エッセイならぬ『味日記』のようなものになったなぁ、と読みかえすたびに思います。
ー 過ごす時間の長さも流れ方も、食べものの素材・形・大きさなどの組み合わせによって少しづつ変わってくる。わたしは食材を持ってして、記憶を超え、心の声を聴いたり、他者と紡いでいた出来事を思い出し、それを私の過ごした時間にしたいのかもしれない。
そのとき何を食べたいかを考えることは、その時間をどう過ごしたいかを考えることだ。(あとがきより抜粋)