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著者:荒井裕樹
出版:柏書房
発売日:2026年5月
仕様:B6判 222ページ
もう誰にも動員させられたくない。この心は私のもの。あなたのもの。どうしようもなく自分の心を打つものがこの世界にあって、どうしようもないくらい自分以外の人には知られていない、そんな現象について。小さな声の文学者が、あなたに語る。小さな「自分」を守ることで、誰かとつながる12の内緒話。
目次
はじめに―一つの「物語」が居られるところ
「そのむごい人間が自分なんだ」
「川はいつもにごっている」
「日々の谷間に疲れてよりかかるイス」
読めない手紙
「女はすべて美しい」
愛読書にまつわる怖い話
言葉の網目で個を包む
無精卵の哀しみ
素がこぼれる
障害者について考えるのは誰の仕事か
「絶版」にさえなれない
大切な人の大切なものを大切にする
おわりに―欲しいのは語り続けるあきらめの悪さ