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【古本】モードの迷宮

500円

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著者:鷲田清一 出版:筑摩書房 発売日:1996年1月 仕様:文庫判 230ページ 状態:B カバーに少し傷みがあります。 たとえば、このドレスはわたしの身体を覆っているのだろうか。逆に晒しているとはいえないだろうか。たとえば、衣服は何をひたすら隠しているのだろうか。いやむしろ、何もないからこそ、あれほど飾りたてているのではないだろうか。ファッションは、自ら創出すると同時に裏切り、設定すると同時に瓦解させ、たえずおのれを超えてゆこうとする運動体である。そんなファッションを相反する動性に引き裂かれた状態、つまりディスプロポーションとしてとらえること、そしてそれを通じて、“わたし”の存在がまさにそれであるような、根源的ディスプロポーションのなかに分け入ってゆくこと、それが問題だ。サントリー学芸賞受賞作。 目次 1 拘束の逆説(意識の皮膚;従順な身体;シンデレラの夢;誘惑の糸口;騒がしい境界) 2 隠蔽の照準(泡だつ表面;“肉”の回避;最後のヴェール;イマジネールな外縁;同一性の遊び) 3 変形の規則(饒舌な可視性;身体のシミュレーション;“わたし”のもろさ;無秩序に変えられるための秩序;明るいニヒリズム?)

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