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著者:タブレット純
出版:リトル・モア
発売日:2024年12月
仕様:B6判 200ページ
―ぼくは一匹の犬と自分を重ね合わせることが多くなっていた…幼少の頃、我が家の飼い犬だったムク…人生をもがき、さまようほどに、ムクの瞳は夜露となって、心を濡らすようになっていた…。いま最も気になるあの人の泣き笑い青春記。
目次
古本屋の終焉
思いつきで、介護の道へ
歪んだ分岐点
コンプレックスの数々
“組織”の中へ
社会参加はしたけれど
とつぜん芽生えた「何か」
初めて異性に興味を抱く
笑いの尊さ
いつも働いていた父と母
なぜか「センター長」になる
かすみ草の出会い
嫉妬
つかのまの監禁
ムードコーラスな一夜
研究者への夢
一羽のカナリヤに
我が声の遍歴
変わりゆく季節の中で
何かが動き出した夜〔ほか〕