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著者:河野真太郎
出版:筑摩書房
発売日:2024年10月
仕様:新書判 240ページ
『アナ雪』でひとり氷の城を作ったエルサは本当に孤独だったのか?映画、マンガ、英文学の名著、とある女王の史実までを読み解き、良い孤独のある社会を想像する。新時代を目指すカルチャー批評。
目次
第1章 ロンリネスとソリチュード―または、エルサの孤独
第2章 孤独はいつから避けるべきものになったのか―ひとりぼっちのロビンソン
第3章 「ソウルメイト」の発見―依存と孤独とジェイン・エア
補論 「友達100人」は孤独を癒やしてくれるのか?
第4章 死別と孤独―ヴィクトリア女王から『葬送のフリーレン』へ
第5章 田舎のソリチュードから都会のロンリネスへ―森の生活と、ある探偵の孤独
第6章 自分ひとりの部屋と向かいのおばあさんの部屋―ヴァージニア・ウルフの場合
第7章 誰でも孤独でいられる社会へ―排除型社会と孤独