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在野と独学の近代 ダーウィン、マルクスから南方熊楠、牧野富太郎まで

1,056円

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著者:志村真幸 出版:中央公論新社 発売日:2024年9月 仕様:新書判 288ページ 近代に入り、大学をはじめ研究機関が整備される中、在野で独学に打ちこむ道を歩んだひとびともいた―。本書は、柳田国男に「日本人の可能性の極限」と評された南方熊楠を軸に、ダーウィン、マルクスから福来友吉、牧野富太郎、三田村鳶魚ら、英日の独学者たちの姿を活写する。さらに郵便、辞書、雑誌、図書館といった「知」のインフラやシステムにも着目。彼らの営為と、変化する環境を通し、学問の意味や可能性を探る。 目次 学問におけるアマチュアとプロ 第1部 イギリス(ダーウィン―学問は大学だけのものにあらず;大英博物館のマルクスたち―独学の場所と方法;『ネイチャー』と『N&Q』―成果と発表をつなぐネットワーク;マレーと『オクスフォード英語大辞典』―知識の集積と活用) 第2部 日本(牧野富太郎と植物学―官と民の狭間に立つ学問;柳田国男と民俗学―組織化の先に;福来友吉と超能力研究―アカデミズムの外側でも;三田村鳶魚と江戸学―最後は孤独なアマチュア) アマチュア学者たちの行方

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