著者:松重豊
出版:毎日新聞出版
発売日:2020年10月24日
仕様:四六判 224ページ
状態:A カバーにわずかに傷みがありますが、おおむねきれいです。
物書き松重豊、誕生!
軽妙洒脱な筆致で描かれる演者の心象風景。
連作短編小説12編+エッセイ25編を収録
『孤独のグルメ』『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』『きょうの猫村さん』などさまざまな映画、ドラマで注目を集める著者の初の書籍。書き下ろし連作短編小説「愚者譫言(ぐしゃのうわごと)」と週刊誌「サンデー毎日」の連載エッセイ「演者戯言(えんじゃのざれごと)」の2種を収録。演者だからこそ描くことができた心象風景を、独自の軽妙洒脱な筆致で表現。「サンデー毎日」連載時から人気を呼んだ旭川在住のイラストレーターあべみちこによるイラストが彩りを添える。
「あ、そや、空っぽとな、無、ちゅうのは違うもんなんやで」
そう言って老人は烏丸御池のバス停で降りて行った。
二つの言葉がぐるぐる回る。
あの日からか、自分の仕事が分からなくなった。
(『愚者譫言』プロローグ 「バスの中」より)
目次
愚者譫言
バスの中 「プロローグ」
取調室 「第一話」
ガベル 「第二話」
酒場 「第三話」
伴走 「第四話」
土の中 「第五話」
かさぶた 「第六話」
オペ室 「第七話」
仇討ち 「第八話」
日当 「第九話」
独房 「最終話」
鯖煮 「エピローグ」