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編著:村井まや子 熊谷謙介
出版:青弓社
発売日:2024年2月
仕様:A5判 242ページ
マルチスピーシーズ物語の森へ。人間と動物を対立させる価値観を退け、ポストヒューマンやクィアの思想を取り込みながら、動物表象に潜むジェンダー力学を浮き彫りにする。動物や人間、精霊やウイルスをめぐる物語の森に分け入り、マルチスピーシーズとジェンダーという複合的な視野で作品の可能性を浮上させる。
目次
第1部 記された“動物”と“性”(共苦による連帯とその失敗―大江健三郎「泳ぐ男」における性差と動物表象の関係を手がかりに;多和田葉子の動物演劇の試み―『夜ヒカル鶴の仮面』から『動物たちのバベル』へ;皮膚感覚的快楽の果てをめざして―松浦理英子『犬身』論;マルチスピーシーズ・フェアリーテール研究序説)
第2部 多様な種の文化表象へ(銃を持つダイアナ―二十世紀転換期アメリカにおける狩猟とジェンダーをめぐる言説;オーストラリア児童文学におけるアボリジナル文化―精霊の表象を手がかりに;モクモク村のQちゃん―「野性」と「男性性」のクィア・リーディング;ワクチンとしての物語―章夢奇のドキュメンタリー作品における女性の語りを手がかりに)