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著者:森山大道
出版:河出書房新社
発売日:2022年6月
仕様:文庫判 288ページ
「いったん逃げた風景のかずかずは、僕の内部でもうひとつの風景となってある日とつぜん立ち現れてくる。それはまったく時空を超えた視覚のなかと脈絡を絶った意識のなかに、ふと再生されてくるのである」。路上に立ちつづける写真家の自伝=写真論。写真60点超を収録。
目次
1 犬の記憶(陽の当たる場所;壊死した時間;路上にて;地図;夜がまた来る;もう一つの国;八月の旅;暗い絵;街の見る夢;再会;時の化石;城;海辺の日記;錆ついた風景;光の神話)
2 僕の写真記(写真よこんにちは;有楽町で逢いましょう;街を駆けぬけて;写真よさようなら;そして光と影)