著者:町田康
出版:幻冬舎
発売日:2019年11月
仕様:B6判 219ページ
状態:B カバーに少し傷みがあります。
三十年間、毎日酒を飲み続けた作家は、突如、酒をやめようと思い立つ。絶望に暮れた最初の三か月、最大の難関お正月、気が緩む旅先での誘惑を乗り越え獲得したのは、よく眠れる痩せた身体、明晰な脳髄、そして寂しさへの自覚だ。そもそも人生は楽しくない。そう気づくと酒なしで人生は面白くなる。饒舌な思考、苦悩と葛藤が炸裂する断酒の記録。
目次
酒こそ、人生の楽しみ、か?
酒やめますか?人間やめますか?
いずれ死ぬのに、節制など卑怯ではないか
今も続く正気と狂気のせめぎあい
人生は本来楽しいものなのか?苦しいものなのか?
飲酒とは人生の負債である
肉体の暴れを抑制する方法を考える
禁酒会の連帯感で酒はやめられるのか?
酒を飲みたい肉体の暴れは肉体で縛る
嫌酒薬は苦しみだけをもたらす〔ほか〕