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わかりやすい民藝

2,200円

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著者:高木崇雄 出版:D&DEPARTMENT 発売日:2020年7月10日 仕様:120x158mm 340ページ 大好評だった勉強会から生まれました。 工芸店「工藝風向」店主・高木崇雄さんが語る、 わかりやすい 〈民藝〉の本。 柳宗悦らにより、〈民藝〉という言葉が生まれたのが1926年。それから90年以上たち、暮らしを彩ってくれる〈民藝〉はよく知られるようになりました。〈民藝〉への親しみや興味は高まるものの、真正面から捉えようとすると難しさも感じる今だからこそ、あらためて「〈民藝〉ってなに」を、工芸店「工藝風向」の高木崇雄さんに教えていただきました。 1章では、〈民藝〉の成立と柳宗悦の考えを、基本から優しく、ときに辛口で解説。 2章では、一人問屋の日野明子さん、D&DEPARTMENT 代表のナガオカケンメイらも参加し、クラフトや、デザインのキーワードをいくつも横断しながら、柳宗悦以後の私たちと同時代の〈民藝〉をいろいろな方向から掘り下げていきます。 3章では、高木さんが営む工芸店「工藝風向」での仕事の様子、作り手との関係、店の役割、おすすめの買い方などを通じて、これからの〈民藝〉の姿を探っていきます。 〈民藝〉に、親しみと興味はあるけれど、いざ柳宗悦の本を読もうとすると、ちょっと難しさを感じる人に、ぜひ手にしていただきたい本です。 本書はカバーに、柳宗悦が指導をしたことで知られる、手すきの和紙「出雲民藝紙」を使った特別仕様です。 ●目次 第一章これまでの〈民藝〉 四つの〈民藝〉 ー NOTE 「芸」、「藝」、「蕓」 〈民藝〉が生まれるまで1柳宗悦と文芸誌『白樺』 〈民藝〉が生まれるまで2美術・工藝美術・工藝のヒエラルキー ー NOTE 「美術」「工藝美術」と、柳宗悦の抵抗 「民衆的工藝」=〈民藝〉の誕生 ー NOTE 千利休嫌いの柳宗悦 記号化してしまった〈民藝〉のマイナス面 第二章同時代の〈民藝〉 ロングライフデザイン、アノニマスデザイン スーパーノーマル、業務用品、中古品、骨董品 60年代の日本のものづくり、地場産業、クラフト、作家もの 第三章これからの〈民藝〉 〈民藝〉を掘り下げる、ブックリスト20 おわりに 高木崇雄(工芸店「工藝風向」代表) 1974年、高知生れ、福岡育ち。京都大学経済学部卒業。会社員生活を経て、2004年、福岡市内に工芸店「工藝風向」開店。九州大学大学院芸術工学府にて、柳宗悦と民藝運動を対象に近代工芸史を研究、博士課程単位取得退学。日本民藝協会常任理事。新潮社「青花の会」編集委員。

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