著者:今野真二
出版:光文社
発売日:2025年10月
仕様:新書判 296ページ
状態:A著者 カバーにわずかに傷みがありますが、おおむねきれいです。
「本書では、いろいろな分野にわたって発表されている谷川俊太郎(一九三一~二〇二四)の作品をかたちづくる日本語が、どのような日本語であるかについて、みなさんと一緒にできるだけ楽しく、おもしろく、ワクワクしながら味わい、そしてちょっとだけ考えてみたいと思います。」(「序章 谷川俊太郎の詩のことば」より)
現代の「国民的詩人」と呼ばれ、二〇二四年十一月に九十二歳の生涯を閉じた谷川俊太郎。その作品はなぜ広く受け入れられているのか。「難解ではない現代詩」、平明であることを基調とする谷川の作品は、現代詩への問い、あるいは詩とは何か、ことばとは何か、というさらに高次の問いになっている。日本語学者が、様々な角度から観察し、分析する。
目次
序章 谷川俊太郎の詩のことば
第一章 音の詩人―耳をすまして音をきく
第二章 白い詩人―仮名で書く
第三章 ことばを疑う詩人
第四章 「わたし」のいない世界―世界と一体化する詩人
第五章 時空を超えた宇宙的詩人(cosmic poet)
第六章 絵とことば
終章 さよならは仮のことば