new
著者:貞包英之
出版:青土社
発売日:2026年10月
仕様:四六判 480ページ
誰が、なぜ、どのようにして、服を求めつづけてきたのか―衣服はもともと個人のものではなく家の共有財であった。それが個人のものになり、そして果てしない消費の対象になっていく。着る服を自ら作る時代から、店頭で既製服を買う時代、そしてファストファッションの時代へ―。その歴史から、変わりゆく社会や文化のなかで、私たちが自分らしい服を求めつづけてきたことの意味を考える、これまでにない消費社会論の誕生。
目次
第一章 私ひとりだけの服(アッパッパという始まり;幸田文の家、林芙美子の街路;働くこととつくること;戦争と洋裁)
第二章 既製服の時代 男だけの服、女だけの服(既製服とBG;VANという革命;洋裁時代の終焉)
第三章 市場への自由、市場からの自由 ファッションを巡る「野生」の抗争(竹の子族:洋裁時代の終わりの終わり;DCブランドと街の女性化;野生の流行;廃墟としてのファッション)
終章 私であるとはいかなることか?「私ひとりだけの服」から「私から逃れる服」、「誰のものでもない服」へ(グローバルなファッション;誰のものでもない服)