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著者:中野美季
出版:農山漁村文化協会
発売日:2026年7月
仕様:A5判 272ページ
戦後の復興を経て経済成長が進んだイタリアで、「衰退する農業」と「社会が抱える課題」が出会ったとき、あたかもマイナスとマイナスを掛け合わせたときプラスに転じるように、それらを解決して余りある新しい価値が生まれた。
既存の農業資源を従来とは異なる目的(社会・保健など)に活用し、農産物と同時に人間に必要なサービスを生み出す――こうして生まれたのが、イタリアの社会的農業である。
日本では農業と福祉がつながりそれぞれの問題解決をめざす農福連携が注目されている。そのルーツともいえるのがイタリアの社会的農業。「社会改良」と「農業再生」という2つの源流を探し出し、パンデミックから実証された有効性を説く。
目次
第1章 こんなところに農業が!
第2章 社会的農業の二つの起源 時空を超える人間の営み
第3章 社会的農業の創造者、精神科医マウロ・ガレヴィ 農場を社会に開く「薬草の庭」プロジェクト
第4章 社会的農業の普及実験 知識ゼロからの普及は可能か
第5章 イタリア農業のかたち 2020年代 パンデミックを超えて
終章