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著者:坂本いづみ 茨木尚子 竹端寛 二木泉 市川ヴィヴェカ 笠原千絵
出版:現代書館
発売日:2026年7月
仕様:A5判 232ページ
「これはおかしい」と思いながら、何も言えず「しかたがない」と自分に言い聞かせてしまう。福祉・医療・教育・介護――支援に関わるすべての人が、一度はそんな経験をしている。問題は、その「もやもや」や「違和感」が、忙しさや組織の空気のなかで、いつの間にか押し殺されてしまうこと。反抑圧的実践(AOP)とは、その押し殺された感覚を出発点に、支援の現場に潜む抑圧の構造を問い直す実践的な視座である。『脱「いい子」のソーシャルワーク』に続く本書では、「理屈はわかったけど、現場では無理だと思ってしまう」という読者の声に応え、AOP をより具体的に解説し、実践のためのヒントを提案する。
目次
1部 北極星をめざせAOPの基礎的理解(反抑圧的実践(AOP)とは何か―「北極星」へ導く視座
他者の物語に耳を澄ます人たちへ―インターセクショナリティという灯を
インターセクショナルアプローチを用いてケアとケア労働を考える
大学のなかで知的障害者と協働するということ―いい子をやめた(い)当事者たちからアライになるきっかけを学ぶ)
2部 北極星を見失ったときはAOPの実践編(北極星を見失った人たちへ―違和感を出発点とするAOP;批判的意識化とはなんだろうか?;つながり労働としてのケア―AOP実践への接続;障害当事者が政策立案に参画するための反抑圧的実践―障害者制度改革に「中の人」として参加した経験とその省察を踏まえて;座談会 あなたの「北極星」はどこにある?―AOPの理論と実践をつなぐ)