著者:橋本治
出版:新潮社
発売日:2007年4月
仕様:文庫判 262ページ
状態:B カバーに傷みがあります。
“私”は、私を取り巻く社会、学校、家族といった“私たち”の成員なのに、なぜそこに一体感を持ってないのか―。自主性って何だろう。民主主義は達成されているか。国家という概念にピンとこない。個性は伸ばすべきものなのか。そんな疑問の根底には、常に“私”と“私たち”を巡るややこしい問題があった。緻密で複雑な思考の迷路に導かれ、やがてあなたが辿る着くその「答」とは。
目次
「他人」という基準、「自分」という基準
孤独から生まれる恋愛
私が「社会」を考えても、「社会」は私を考えてくれない
うっかりすると間違えそうな考え方
近代と、前近代と
「私たち」というのりしろ
へんな土壌からはへんな木しか生えない
「国家」がピンとこなくなった時代
「私たち」を考える
「他人」はどこら辺に、どのようにしているのか?
「個性」とは哀しいものである
「答がない」という新しさ