著者:ナオミ・クライン
出版:堀之内出版
発売日:2019年4月
仕様:B6変型判 199ページ
状態:A カバーにわずかに傷みがありますが、おおむねきれいです。
「これはプエルトリコで今まさに繰り広げられている典型的な「ショック・ドクトリン」をめぐる時宜を得た迫真の報道である。ナオミ・クラインは、プエルトリコの金融のメルトダウン、ハリケーンによる荒廃、そしてワシントンによってアメリカ合衆国の最も重要な植民地に押しつけられた、部外者で構成される管理委員会が引き起こした新自由主義的な民営化とウォール街の欲望に対する、プエルトリコの人びとの目覚しい草の根の抵抗を記録する」。──フアン・ゴンザレス、デモクラシー・ナウ!共同代表、『帝国の収穫──米国のラティーノの歴史』の著者
「この著作において「ショック」なのは、プエルトリコの人びと(プエブロ・ボリクア)〔スペイン入植以前の先住民のことを指す言葉で、プエルトリコのプライドを強調する際に用いられる〕の強靭な精神である。彼ら彼女らが象徴し、意味し、つくりだすのは、可能性なのである。このことは読者に計り知れない希望を与えるのだ」。──シュリー・モラガ、カリフォルニア大学サンタバーバラ校英文学教授、チカーノ先住民思想・芸術実践を研究するラス・マエストラス・センター所属
「ナオミ・クラインは、ハリケーン・マリアの前にも後にも、プエルトリコがショックに次ぐショックのなかで、なにに直面してきたのかということを、そして自分たちの共同体の力強さによってプエルトリコの未来を信じ、築こうとする人びとの声を、簡潔にあきらかにする」。
──アナ・イルマ・リベラ・ラッセン、フェミニスト、人権活動家、元プエルトリコ弁護士会会長
=====
ハリケーン・マリアの瓦礫のなかで、プエルトリコ人と超富裕層の「プエルトピア人」たちは、その島をどのようにつくりかえるかをめぐる激しい闘いを争っている。ベストセラー作家でアクティヴィストのナオミ・クラインは、この活力溢れる驚くべき調査によって、ショック政治と災害資本主義の諸勢力がどのようにして「公正な復興」を目指す国民の急進的で強靭なヴィジョンを掘り崩そうとしているのかを暴露する。
目次
PAReSによる序文
太陽光のオアシス
プエルトピア人の侵略
外からの実験に悩まされ続ける島々
「魔法の地へようこそ」
ショックの後のショックの後のショック・ドクトリン
悲観、苛立ち、絶望、そして立ち退き
主権の集まる島々
時間との競争