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惑星のためのファッション

2,860円

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著者:川崎和也 出版:ビー・エヌ・エヌ新社 発売日:2026年2月 仕様:四六判 384ページ この惑星に棲みつくあらゆる生命のための、 次世代ファッションデザイン論! 環境破壊に結びつく過剰生産・大量廃棄といった数々の難題を抱えるファッション産業は、自らを持続可能なものへと変容できるのか──気鋭のスペキュラティヴ・ファッションデザイナー川崎和也(Synflux)が、そのための道筋を照らし出します。 本書では、かつてのオートクチュールから現代のファストファッションに至る近代ファッション史の批判的検討からはじまり、消費を加速させる社会構造の歪みを鋭くえぐり出したうえで、ファッションシステム全体を再構築するための「トランジション(移行)」に向けた世界観を示します。 そしてベンジャミン・ブラットンの「惑星規模のコンピュテーション」やユク・ホイの「技術多様性」といった技術哲学を援用しつつ、著者の掲げる「プラネタリーデザイン」のビジョンと、その実践のための戦略を描き出していきます。 アパレル関係者からクリエイターまで、「サステナブル」の先のファッションビジネスを築くうえでの羅針盤となる一冊。 【目次】 はじめに 序章 分断と連帯のファッション  絶滅への抵抗──ボイコット・ファッション  繊維ファッション産業における環境問題のクリティカルポイント  ファッション協定──拡大する企業連合  存在論としての「世界観」へ──デザインの条件をつくりなおす 第Ⅰ部 ファッショントランジションを目指して 第1章 既製服の三体問題  既製服の呪い──現代ファッションのダブルバインド  すべてはワースから始まった  過剰生産──ユートピアの功罪  過剰消費──情動のアーキテクチャ  中央集権──創造性の帝国 第2章 移行への力──変化に向けた複数の世界観  トランジションデザイン  自律化──サプライチェーンの自律的オートメーション  多元化──協働、技術、資本のプルラリティ  非人間化──モアザンヒューマンと人工生命  ファッショントランジションに向けた三つの世界観 第Ⅱ部 サステナブルファッションの再定位 第3章 サステナブルファッション再考  スペースヒッピーの革命  ファッション理論の持続可能的転回  サステナブルファッション研究の確立  サーキュラーエコノミー/サーキュラーデザインへの拡張  サステナビリティからリジェネラティビティへ  欧州における新たなエコデザイン秩序  求められるデザイン運動としてのポスト・メタボリズム  プロメテウスとソテリアから、エピメテウスとヘルメスへ 第4章 プラネタリーデザイン  極化時代のなかで──ポスト・サステナビリティ  一つの地球──宇宙船地球号とガイア  三つの地球──三つの圏と三つの正義  グローバルからプラネタリーへ  複数のデザイン──惑星の人工化としての「惑星規模のコンピュテーション」  無数のデザイン──人工の惑星化としてのポストヨーロッパ  プラネタリーデザインのモデル 第Ⅲ部 惑星時代のデザイン戦略 第5章 戦略──望ましい青写真を描くための  四つのデザイン戦略  よくつくるためのテック──ツインサプライチェーンマネジメント  つくらないソーシャルイノベーション──ファッションリモデル  やさしいスチュワードシップ──マルチスピーシーズエコノミー  みんなでつくるガバナンス──マルチステークホルダーイニシアチブ 第6章 戦術──困難な全体への介入としての  Synflux──いくつかの介入の試作と実装 おわりに

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