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著者:岩内章太郎
出版:講談社
発売日:2025年4月
仕様:四六判 256ページ
「どうしてじいじは死んじゃったの?」息子の問いに、私はうまく答えることができなかった。大切な人を亡くしたとき、私たちはどうやってそれを受け止めたらいいんだろう。哲学者の著者が、父の死をきっかけに書し綴った、喪失と回復の道のりを優しくたどるエッセイ。
目次
十円玉と骨
死んだらどうなるの
盆踊りの夜に
帰札
聖橋にて
追憶
幸せを感じる練習
死のイメージ―死と孤独α
一周忌
死の抑圧―死と孤独β
喪失の後で
ローリー・ポーリー
生きているうちに、死を語る―死と孤独γ
父の手記
母
献杯