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編:群像編集部
出版:講談社
発売日:2025年2月
仕様:B6判 128ページ
物語は別腹。29名の豪華執筆陣が綴る、古今東西の文学に登場する一品と忘れられない読書体験。読書欲と食欲をそそられる三つ星アンソロジー。“食×文学”エッセイ。
目次
充実した人生の象徴(江國香織)
カカヨママタケ(枝元なほみ)
一〇〇年前の台所(粥川すず)
富士日記の味(木村衣有子)
その枇杷(くどうれいん)
おいしいにはりついて(斉藤倫)
腐れ縁の食べものと(最果タヒ)
枇杷のシャーベット(向坂くじら)
味を呼び戻す(関口涼子)
野菜がほしくなる(武塙麻衣子)
ウィンドウズ・オン・ザ・ワールド(田中知之)
あなたの肉体とわたしの辛ラーメン(崔実)
この世のものならぬ饗宴(中条省平)
おいしさの気配(土井善晴)
空腹の空想(奈倉有里)
おいしくても、まずくても、(野村由芽)
魅惑のミントジュレップ(花田菜々子)
戦場で頬張る塩の味(原武史)
ペリーヌの卵とパン(原田ひ香)
自然薯(平松洋子)〔ほか〕