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著者:大嶋栄子
出版:日本評論社
発売日:2024年12月
仕様:四六判 296ページ
ケアは望まれていないのか?過酷な境遇をアディクションと共にどうにか生き延びながらも、「見えない存在」にされてきた女性たちが安全でいられる場所をつくる―“越境”と“横断”のその軌跡と現在地。
目次
プロローグ Homeをつくる―女性たちが安全でいられる場所
1 交差する逆境―愛着・トラウマ・アディクション(安全基地をつくる;逆境を生きる;傷はそこにある―意味づけられない経験と声 ほか)
2 横断するケア―ジェンダーと居場所のポリティクス(居場所をめぐる問い―ジェンダーについて知るところから;愛を期待はしない―ケアとジェンダーの視点から;ねじれる援助希求―ケアの両義性 ほか)
3 塀の中と外はつながるのか―女子刑務所プロジェクト(再犯の意味を問い続ける;「女子依存症回復支援モデル」のスタート;私について、私が知る ほか)
対談 ケアの倫理と公共圏の問い(大嶋栄子×熊谷晋一郎)