new



著者:ロバート・パイロン
出版:粗粒社
発売日:2024年10月
仕様:四六判 416ページ
ブルース・チャトウィンが「聖典」と呼び、グレアム・グリーンやイーヴリン・ウォーが賞賛した戦間期の傑作紀行文学がついに本邦初訳。
ブルース・チャトウィンによる解説「アフガニスタン哀歌」を併録。
戦間期の1933年、才気煥発な20代の青年ロバート・バイロンは、イスラム建築の源流をもとめて、地中海からペルシャをめぐり、アフガニスタン北部〈オクシアーナ〉と呼ばれる地をめざす――
未だ見ぬ異国の美と精神への渇望につき動かされつつ、その地の風土・文化・人心を犀利な批評眼で描き切った旅の記録。