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ほかではあまり書けない話|ブクサム2024開催記念ZINE

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出版:生活綴方 発売日:2024年10月 仕様:B6判 56ページ 出版社や本屋をやっていると、どういうわけかウェブや雑誌で取材を受けることもあります。いろいろ話をしたり書いたりするのだけど、自己規制をしたり、編集過程でカットされたりして、どうしてもきれいな話に落ち着いてしまいがちです。実はすごく借金があるとか、売れない本に火をつけて荒野で燃やしたとか、夜中にタクシー運転手して生計立ててるとか、そういう話ってさすがに言わないでおこうとかありますよね。そういうことを書いてくださってもいいんですが、「書けないはなし」は必ずしも恥ずかしいことや悪事とも限らない。自分では面白いと思っていても他人が面白いと思えないから書かないでおこう、話さないでおこうということもあります。実は腰痛持ちだったのがウェブ広告で出ていたガードナーベルトを買ったら改善するどころか悪化しました、とか。消しゴムは「まとまるくん」一択で、まとめすぎて造形物つくりました、とか。実はインターネットバンキングを使っていなくて毎日ATMに行くのが日課です、とか。なんでも構いません。日記調に書いてくださっても、エッセイとして書いてもOK。形式は自由です。【「原稿依頼」より】 目次 原稿依頼書 タバブックス、やりませんか? ― 宮川真紀/タバブックス 決断のとき ― SUNNY BOY BOOKS 夢の続きを ― 熊谷充紘 /twililight 猫と酒 ― 丹治史彦/信陽堂 乾いたのどに水を注ぐ ― 後藤聖子/七月堂 人の顔と名前を覚えるのが苦手で、毎日出会う人の半分くらいは誰だか分からずに適当に話を合わせています。 ― 北尾修一/百万年書房 ゼンデイヤは友だちの友だちの友だち ― Troublemakers Publishing なにかとなにかのあいだ ― 加藤木礼/palmbooks わたしの音楽遍歴 ― 内沼晋太郎/NUMABOOKS/VALUE BOOKS PUBLISHING あれもこれも読めていない ― 安東嵩史/TISSUE PAPERS うぬぼれ ― 中岡祐介/三輪舎、本屋・生活綴方

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