著者:國分功一郎
出版:晶文社
発売日:2016年5月
仕様:B6判 273ページ
状態:B カバーに汚れがあります。
「何かおかしい」という直感から、政治へのコミットメントははじまる。パリの街で出会ったデモ、小平市都市計画道路反対の住民運動、辺野古の基地建設反対運動…哲学研究者が、さまざまな政治の現場を歩き、対話し、考えた思索の軌跡。民主主義を直感し、一歩踏み出すための、アクチュアルな評論集。
目次
1(パリのデモから;党内運営の諸問題;いまメディアに求めるもの―忖度との戦い;亡命はなぜ難しいのか?;権力のダイエット;なぜ考えることが必要か)
2(知性の最高の状態;生存の外部―嗜好品と豊かさ;インフォ・プア・フード/インフォ・リッチ・フード;書評 二〇一〇~二〇一三;ブックガイド―二〇一四年の日本を生き延びるための三〇タイトル)
3(民主主義にはバグがある―小さな参加の革命 山崎亮×國分功一郎;変革の可能性としての市民政治―吉野川と小平の住民投票運動を振り返って 村上稔×國分功一郎;教員は働きたいのであって、働くフリをしたいのではない 白井聡×國分功一郎)
4(辺野古を直感するために)