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出版:木星社
発売日:2024年8月
仕様:A4変形判 168ページ
今回のテーマは、「南——Running South」です。東南アジアやアフリカなど、独自の文化を形成してきた「南」は、ランニングのレンズを通して今どのように見えるのか。ヨーロッパやアメリカ、日本にある政治的、象徴的な「南」は、どのように語られるのか。「ここ」とは違う世界の人々の声はどんなものか? 私たちの「南」とは?
『自由について』から始まるストーリー27編をまとめています。
若林恵、柳樂光隆、宮田文久、磯村真介など気鋭の執筆陣、近藤隆文、川鍋明日香、宮本裕人、鈴木未来、青山みどりなどの翻訳者と共にお届けします。ぜひご覧ください。
01号「新しいランニング New Running 」、02号「長距離走者の孤独」もシリーズでどうぞ。
<03号目次>
エディターズ・レター 雨のあとに
PRINT IS F*CKD——10年が経って サイモン・フリーマン
トホノオーダム族の土地
南へ——RUNNING SOUTH
自由について——ピエール・モラのフィルムを巡って 宮田文久
ヌサ・ドゥンガラ諸島の仲間たち 磯村真介
アフリカの足
マニラのカルチャークラブ
マウント・ケニアを行く
アルジェリアかフランスか、アリかアランか
勇気を――1968年メキシコ五輪のピーター・ノーマン
これからのランニング
『BAREISHOTEN』僕が大分で作る場所
書評:多和田葉子『献灯使』を読む——ディストピアを駆け落ちる
グラフィックノヴェル ZÁTOPEK このまま進めないなら、もっと早く進め!
ランニング随想
ポーランド人の道
シチリアのレモングラニータ アダーナン・フィン
コーチ、ジャン・ヤンセン
Finally Free(er)
上田絢加の自由な冒険
ロンドンの夜を駆ける
木星RC通信
ニューヨーク・パイオニア・クラブ
僕が勘違いしていた恋の話
写真は何を語るのか?
Voices from Tokyo Vol.03 桑原慶
フイナム ランニングクラブ♡
音楽の聴こえ方 Vol.02 柳樂光隆・音楽評論家
ボブ・マーリーはイスラエルを支持したか 若林恵・黒鳥社