著者:藤原正彦 小川洋子
出版:筑摩書房
発売日:2005年4月
仕様:新書判 173ページ
状態:B カバーに少し傷みがあります。
「美しい数学ほど、後になって役に立つものだ」数学者は、はっきりと言い切る。想像力に裏打ちされた鋭い質問によって、作家は、美しさの核心に迫っていく。
目次
第1部 美しくなければ数学ではない(恋する数学者たちの集中力;数学は役に立たないから素晴らしい;俳句と日本人の美的感受性;永遠の真理のもつ美しさ;天才数学者の生まれる条件 ほか)
第2部 神様が隠している美しい秩序(三角数はエレガントな数字;数学は実験科学のようなもの;幾何と代数の奇妙な関係について;ヨーロッパ人とインド人の包容力;素数=混沌のなかの美の秩序 ほか)