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著者:岡真理 小山哲 藤原辰史
出版:ミシマ社
発売日:2024年7月
仕様:四六判 224ページ
この本から、始まる新しい世界史=「生きるための世界史」。あらゆる人が戦争と自分を結びつけ、歴史に出会い直すために。アラブ、ポーランド、ドイツを専門とする三人の対話からはじめて浮かび上がる「パレスチナ問題」。
目次
1 私たちの問題としてのパレスチナ問題(岡真理「ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題―ガザのジェノサイドと近代五百年の植民地主義」;「ユダヤ人のパレスチナ追放による離散」は史実にない;ジェノサイドが終わるだけでは不十分 ほか)
2 小さなひとりの歴史から考える(小山哲「ある書店店主の話―ウクライナとパレスチナの歴史をつなぐもの」;ふたつの戦争のつながり;長い尺度で問題を捉える ほか)
3 鼎談「本当の意味での世界史」を学ぶために(今の世界史は地域史の寄せ集め;「西」とはなんなのか?;ナチズムは近代西洋的価値観の結晶 ほか)