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著者:エマヌエーレ・コッチャ
出版:勁草書房
発売日:2024年6月
仕様:四六判 196ページ
浴室、キャビネット、ベッド、廊下、台所―家を通してわたしは「他者」となり、また「他者」はわたしとなる。家は「雨風を防ぐもの」でも「所有された空間」でもなく、わたしのメタモルフォーゼが繰り返される、幸福の実験場である。「生」の変様を記述する哲学者コッチャによる、現代の家についての哲学的エッセー集。
目次
序論 都市の彼方の家
1 引っ越し
2 愛
3 浴室とトイレ
4 家のなかの物
5 キャビネット
6 双子
7 白い粉
8 ソーシャル・ネットワーク
9 部屋と廊下
10 ペット
11 庭と森
12 台所
結論 新しい家、あるいは賢者の石