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著者:ジム・デロガティス
出版:トンカチブックス
発売日:2024年4月
仕様:四六判 448ページ
音楽について語ることが、表現し行動することであった激動的な1970年代。その真っ只中を生きて死んだ、伝説のロック評論家レスター・バングスの評伝、日本初書籍化。一人の、これ以上ないほどにクチの悪い男が「文学としてのロックンロール / ロックンロールとしての文学」を作り出すまで!
「レスター・バングス 伝説のロック評論家、その言葉と生涯(原題:LET IT BLURT)」は、抑圧された子供時代からロック批評家として頭角を表し突然の死に至るまで、伝説の男の人生を丹念に追った記録である。翻訳は無理とも言われるその独特の表現、比類なき音楽への情熱、攻撃的なのに泣けてくる、どうしようもないほどに切ない魅力が明らかにされる。
没後40年以上が経過した今も、レスター・バングスは本気で音楽と対峙した傷だらけのヒーローとして、人々の記憶に残り続けている。その言葉に触れたものは、本当の音楽、本当の文学、本当の青春に触れたように、それ以前とは何かが全く変わってしまうのだ。
「パンクロック」や「ヘヴィメタル」を定義し、絶賛するにも酷評するにも、同じだけの愛と憎しみを注いだ、あり得ないロック評論家。英語圏においては、彼の評論スタイルは1つの到達点として認識されているが、日本ではこれまで書籍の出版がなく、ほとんど知られてこなかった。本書はその空隙を埋める最初のものである。