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監修兼編集:田口康大
企画・編集・写真・文:小倉快子
イラスト:山口洋佑 デザイン:新藤岳史
出版:みなとラボ
発売日:2024年3月
仕様:120x188mm 130ページ
一般社団法人 3710Lab(みなとラボ)は、全国各地の個人書店主が「海」をテーマに 4 冊の本を選ぶ企 画「Read the Sea」を、みなとラボのウェブサイト上で 2023 年 2 月〜2024 年 3 月に連載として掲載し ました。本書『個人書店が選ぶ、いま読んでほしい 海の本』は、それら 37 名の書店主による選書、コメ ントに加え、2 つの対談、大学教授、JAMSTEC 研究員、司書による海に関する本の話を追加し、書籍化 したものです。絵本、小説、エッセイ、写真集、冒険記など、多岐にわたるジャンルの本がセレクトされ ています。多様な海の一端を知ることで、海への解像度が少し上がるのではないでしょうか。海と本は、 どちらの世界も広く深い。無数にある本の中から1冊を選びとることはたやすくはありません。本書が、 みなさんが本の大海原へと船を漕ぎ出すためのオールになれば、と考えています。
【選書者 37 名】 モリテツヤ(汽水空港)、城下康明(ひとやすみ書店)、菅原匠子(曲線)、黑田杏子(ON READING)、前 田侑也(BOOKS ライデン)、田山直樹(TUG BOOKS)清政光博(READAN DEAT)、辻山良雄(Title)、 山下賢二(ホホホ座浄土寺店)、荻原貴男(REBEL BOOKS)、高橋和也(SUNNY BOY BOOKS/本と商 い ある日、 )、川﨑雄平(本屋⻘旗 Ao-Hata Bookstore)、中村勇亮(本屋ルヌガンガ)、砂川昌広(と ほん)、浦上宥海(SAKANA BOOKS)、小倉みゆき(スロウな本屋)、堀部篤史(誠光社)、嶋田詔太(本 町文化堂)、石垣純子(mountain bookcase)、坂上友紀(本は人生のおやつです!!)、千々木涼子(こ りおり舎)、小島雄次(Books&Cafe コトウ)、早坂大輔(BOOKNERD)、吉川祥一郎(blackbirdbooks)、 熊谷充紘(twililight)、高岡浄邦(古本と新刊 scene)、岩尾晋作(カモシカ書店)、越智政尚(本の轍-Book On The Tracks-)、中川美里(本・中川)、本沢結香・豊田宙也(トンガ坂文庫)、金野典彦(ポルベニー ルブックストア)、佐々木友紀(YATO)、荻田泰永(冒険研究所書店)、粕川ゆき(いか書店)、中村秀一 (SNOW SHOVELING)、久禮亮太(フラヌール書店)、鳥羽和久(とらきつね)
【掲載内容】
●37 名の書店主による「海」をテーマ 4 冊の選書
1 子どもに読んでもらいたい「海」に関する 1 冊
2 大人に読んでもらいたい「海」に関する 1 冊
3 自分にとっての「海」に関するお気に入りの 1 冊
4 直接「海」が出てこないが、「海」を感じられる1冊
●対談
1荻原貴男(REBEL BOOKS)×石垣純子(mountain bookcase)「海なし県の本屋」 2鳥羽和久(寺子屋ネット福岡)×田口康大(みなとラボ)「教育と本の関わり」
●専門家に聞いてみた! 1田中智志(東京大学大学院教育学研究科教授)「本から広がる海の世界」 2⻑井裕季子・豊福高志(JAMSTEC研究員)「海への興味を深める本の世界」 3佐藤彩子(聖籠町立図書館司書)「分類を横断する海の本」