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著者:尹雄大
出版:光文社
発売日:2024年2月
仕様:四六判 184ページ
言い淀んだり、つっかえたり、冗長だったりでいいんだ。コミュニケーションで良しとされているのは句点「。」で言い切る、収まりのよい滑らかな言葉。でも、それって本当に自分の言葉ですか?インタビュアーとして多くの人の言葉を聞いてきた著者が「もどかしいままを口にする」ことの重要性を説く、新しいコミュニケーション読本。
目次
第1章 滑らかに話せてしまうという罠(誰もがテキストのような言葉を話し出している;なぜ「筋肉は裏切らない」と思えるのか 意識的なコントロールだらけの日常 ほか)
第2章 辻褄が合わなくてもいい(効率よく話せば、本当の思いは伝わるのか;もどかしいままを口にする ほか)
第3章 感情を口にすることがもたらす力(共感が大事だと言われる理由;滑らかになりようがない記憶 ほか)
第4章 自己肯定感はいらない(自己肯定感というスローガン;肯定感から肯定へ ほか)
第5章 私たちが自分自身であるとき何が起きるのか(閉じるべきときと開くべきときがわかる;自立に向けた状態 ほか)