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著者:飯村大樹
発売日:2023年11月
仕様:文庫判 94ページ
感情や価値観、身体にまつわるあれこれを描いたエッセイ集。
「風景になる」は、自分の加害性の発見から出発して、かわいいものが好きになり、ゆくゆくは木になりたいという話。「祝福の生クリーム」は人生で初めて展示というものをやってみたら、人々が結婚式をやる意味がすこし分かったという話です。表題作「サッド・バケーション」は、生きていると自然に湧いてきてしまう「さみしさ・悲しさ・むなしさ etc…」の感情についての記録。
目次
・風景になる
・祝福の生クリーム
・サッド・バケーション
・僕の見た3月11日
・変奏
・そわそわする身体
その間に、自分の過去の日記を4日分はさんでいます。