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著者:三浦哲哉
出版:みすず書房
発売日:2019年2月
仕様:B6判 324ページ
小田原のサバ、ファッションフード、福島のスローフード、ジャンクフードの叙情、一汁一菜、蒸したカリフラワーのピュレ、アサリ二キロのスパゲッティ、マルフーガの揚げもの、どんぶりの味、怪食、快食、絶倫食、庄内のワラサ、エル・ブリと新スペイン料理、水のごとき酒…。美味い料理、美味い酒には目がない気鋭の映画批評家が、料理本や料理エッセイを批評的に読む。食の素材、味、調理法、さらには食文化のあり方をめぐる、驚きと発見に満ちた考察。
目次
第1章 いろいろなおいしいのあいだを漂う(元天使のコーヒー;料理再入門;ファッションフード ほか)
第2章 作家論+α(記憶の扉を開く味―高山なおみ;引き算の料理―細川亜衣;レシピ本のなかのありえない数値 ほか)
第3章 ちがいを感じ、考える(習慣の裏をかく―エル・ブリ;サンドイッチ考;まぼろしの味―勝見洋一 ほか)