著者:川原真由美
出版:リトルモア
発売日:2020年9月9日
仕様:四六判 168ページ
状態:A カバーにわずかに傷みがありますが、おおむねきれいです。
あの色、あの匂い、あの音。
山を歩くのは、なんてたのしいのだろう。
〇 ふたつの雪壁を越えて立った奥穂高岳の山頂、そこで出会った人
〇 実家のベランダから見える丹沢の山並み
〇 天気のいい日に、ふと思い立って出かけた高尾山で食べる朝ごはん
……陽や雨や雲にきらめく稜線のなかに広がる情景を綴り描いたエッセイ。
カラーの絵を多数収録。
高山なおみさんの著作『日々ごはん』『ロシア日記』『ウズベキスタン日記』の装画や、雑誌のイラストなどを数多く手がけ、また『十八番リレー』(高山なおみ)、『旬を楽しむ 日めくり七十二候』(白井明大)などの共著もあるイラストレーター・川原真由美。
10年以上にわたり親しむ“山"の魅力をぎゅっととじ込めた、瑞々しい、はじめての単著。
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鈍行電車に乗って/ 三十年前の上高地から/ テント場さがしの八ヶ岳/ のら猫と旗振山/ 野口五郎岳/ RCCの伯父を辿って/ 雪ノ平へ/ 地図とトレイルと線/ 雨の北八ツと双子池/ 六甲山を越えて有馬温泉へ/ こいのぼりと残雪の奥穂/ 先輩の麦草岳 ほか
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全31篇のエッセイとともに、多数の絵をカラーで収録。
ページを開くと、山の空気が手元に流れ込むような、清々しい一冊です。