


出版:TOKYO CULTUART by BEAMS
発売日:2012年4月
仕様:B6判 263ページ
状態:B 本体角に傷みがあります。
春です。公園に行きましょう。
ベンチで、芝生の上で、リラックスしてお楽しみいただきたい……
そんな第五集のおもな内容は…
巻頭特集1:TOKYO No.1 SOUL SETインタヴュー
結成22年記念! 90sを00sを駆け抜けた音楽と仲間、立ち止まらない意志。
東京のてっぺんで。
巻頭特集2:ITCギャラリー「片岡義男×堀江敏幸」写真館
「書く人」にして「撮る人」の巨匠二人。
写真集同時発売を記念して、その最新ショットをどうぞ
Wフィーチャー・エッセイ:仲俣暁生
「東京の公園で、完璧な『公園小説』を愉しむということ」都会派小説のグルマン降臨!
大原ケイ「ユニオンスクエアとマンハッタン公園物語」
米文の本場は「公園の本場」でもあった
短篇小説:「土曜日、あの公園で」をテーマとした、すべて書き下ろしの四篇です
しまおまほ「いつもの、知らない街で」
俊英初登場! おポンチでガーリーなナイトクルージング
小池昌代「オールドローズ」
萩原朔太郎賞詩人の目がとらえたミッドライフ・クライシスの悲喜劇
片岡義男「あまりにも可哀相」 20年の時空をも軽々と超えるラヴアフェアSHOWDOWN!
川﨑大助「カンザス・シティじゃ普通のこと」 世田谷からLAへ。
タランティーノへの勝手な返答
好評連載エッセイ: 小西康陽「レナード・コーエンの偽日記。」
大好評につきページ増量! これはもう524文学の黎明だ
青野賢一「転がるエロス」
山口淳「モノ申す」
川﨑大助「スタイルなのかカウンシル」
そのほか、カッティング・エッジなアート作品も盛りだくさん……
『In The City』
洋書ペーパーバック・サイズの誌面には、短篇小説、エッセイ、詩など、
「文字による芸術」と、それに呼応した写真やイラストレーションなどを掲載。
キーワードは“書を街に連れ出そう!"。
カフェで、通勤電車の中で、ヘッドホンから流れてくる音楽が、
目の前の風景をほんのすこしだけ変化させることがあるように、
そんな気分になれるような「あたらしい文芸」 ― 『In The City』は、
この東京の路上から生まれる、
そんな文芸のかたちを探るアンテナになりたいと考えています。
表紙は、創刊号から引き続き米『ニューヨーカー』誌のカバーイラストレーションでも
活躍中の日系アメリカ人アーティスト兼コミック作家、エイドリアン・トミネによる
『Favorite Shirts』をフィーチャー。