著者:千松信也
出版:新潮社
発売日:2008年9月
仕様:B6判 233ページ
状態:B カバーに少し傷みがあります。
京都の山あいで猟師として暮らす著者が、狩りを始めるようになったきっかけや実際の狩りの様子などを綴った一冊。
猟師といえば想像するのはいぶし銀のおじいさんで、自分たちとはかけ離れた世界に住む人というイメージですが、千松氏は現代的な一般家庭で育ったごく普通の青年であり、猟師になった現在でも普段は猟以外の仕事をし、テレビやインターネットのある家で僕たちとそれほど変わらない暮らしをしています。
そんな彼が猟師の道を進むまでのいきさつや、彼が行っている罠猟の図解、仕留めたイノシシやシカの捌き方や、それらの肉を使った料理のレシピなど盛りだくさんの内容で、狩猟という未知の世界へと僕たちを誘ってくれます。