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著者:東畑開人
出版:筑摩書房
発売日:2022年10月
仕様:新書判 256ページ
「聞く」は声が耳に入ってくることで、「聴く」は声に耳を傾けること―。「聴く」のほうがむずかしそうに見えて、実は「聞く」ほうがむずかしい。「聞く」の不全が社会を覆ういまこそ「聞く」を再起動しなければならない。そのためには、それを支える「聞いてもらう」との循環が必要だ。小手先の技術から本質まで、読んだそばからコミュニケーションが変わる、革新的な一冊。
目次
聞く技術 小手先編
第1章 なぜ聞けなくなるのか(届かなかった言葉;社会に欠けているもの ほか)
第2章 孤立から孤独へ(連鎖する孤独;孤独と孤立のちがい ほか)
聞いてもらう技術 小手先編
第3章 聞くことのちから、心配のちから(心に毛を生やそう;素人と専門家のちがい ほか)
第4章 誰が聞くのか(対話を担う第三者;食卓を分断する話題 ほか)