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著者:鷲田清一
出版:筑摩書房
発売日:2005年1月
仕様:文庫判 185ページ
ピアスや刺青をすることの意味とは?コムデギャルソンやヨウジヤマモト等のファッションが問いかけているものは?そもそも人は何のために服で体を隠すのか?隠すべきものの実体は?若い人々に哲学の教授が身体論をわかりやすく説いた名著、ついに文庫化!「制服を着崩すところからファッションは始まる」。
目次
1 つぎはぎの身体(みっともない身体、ひきつる身体;こわれやすい身体―“像”としてのからだ ほか)
2 みっともない衣服(社会の生きた皮膚―ひとはいつ服を着はじめるか?;服を着くずす―ファッションの発端 ほか)
3 ふつりあいな存在(だぶだぶの服;用意をしない服? ほか)
4 衣服というギプス(“最後のモード”(la derni`ere mode)―ファッションの閉塞感 ほか)