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編:横道誠
出版:晶文社
発売日:2023年2月
仕様:B6判 368ページ
安倍晋三銃撃事件で浮上した「宗教2世問題」。当事者たちの苦しみをどう伝え、どう救済するか?統一教会、エホバの証人、オウム真理教など当事者たちの証言、さらに学術、ジャーナリズム、精神医療、カウンセリングなど各分野の専門家による論考、海外の研究状況紹介、日本の創作物における宗教2世の描かれ方の総覧などから、2世問題の深層にせまり、支援のあり方について考える一冊。「宗教2世問題」を一時の消費で終わらせないために。
目次
1章 当事者たちのさまざまな声
2章 宗教2世・海外での最新研究状況―宗教的虐待、毒宗教、健全な宗教団体、宗教的トラウマ症候群、宗教的児童マルトリートメント
3章 識者たちによる宗教2世論
4章 精神医療/カルト問題報道の観点から
5章 宗教2世はいかに描かれてきたか―関連する日本の創作物について思うこと
6章 改めて宗教2世問題を展望する