


編集:荒俣宏
出版:角川書店
発売日:1994年8月
仕様:B5判 159ページ
状態:B カバーに傷みがありますが、本体はきれいです。
人間は死を介して歴史と文化を築き上げてきた。常に“そこに”あり、“自然”だった死は、科学/医療技術が発展するとともに忌避され、隠されるものとなる。生命の最大の不思議「死」をみつめる。
目次
死に未来はあるのか
死者を祀る
「幕末日本風俗図録」第六章を読み解く
描かれなかったはずの絵
対談 死を語る、死が語る
鳥葬
私があの世に逝くときは
ユングの臨死体験―「森羅万象の心像に、とり囲まれていた」
死と生、橋懸りは夢ではないか―「現代民族話考」秘話
旅立つ者と看取る者
「九相詩絵巻」の死体―小野小町のメッセージ
禁じられた死
棺桶物語―葬儀アドバイザー、横山潔氏の悲喜交々
HAVE A NICE DEATH!―人は病院でどのように死ぬか
釈迦や孔子の昔から―死の特権的実在たる所以
DATA FILE
戦後大量死年表
関連図書データ
WHO’S WHO人物データ