


著者:水木しげる
出版:日本図書センター
発売日:2010年4月25日
仕様:四六判 241ページ
状態:B カバー上部に少し傷みがあります。
水木サンが見たこの世の天国と地獄をユーモアたっぷりに綴ったエッセイ。おいたち、鸚鵡にみとれて命拾いした戦争体験、妖怪について…。人生にはいろんなことが起こって当たり前、下手にいじくり回すより、自然の流れに身を委ねたほうがいい。あくせく競争に追われるより、南国の楽園のように、のんびり暮らそう。
【目次】
1 水木しげるのすべて
「水木しげる」のすべて/鬼太郎秘話/ヒマを生かす知恵を/境港 私の母港/世界初? お化けの銅像/母はなんでも注意するのが好き/「家」の履歴書/土人になりたい
2 蝶になった少女
娘よ あれがラバウルの灯だ/ラバウルから片腕で帰還/死んでも哀しむひまもなく/蝶になった少女/この世とあの世/予期せぬ出来事/死について
3 お化けは実在する
妖怪/お化けは実在する/妖怪変化たちが跳梁する/妖怪と歩く/妖怪の棲めない国はダメになる/動物や虫たちの話/アボリジニの魚
4 死ぬまで幸福になる方法
わたしの好きなジョーク/マイソングマイライフ/気遣いに気がつかず/ギロチン文明/“ファッション”とはどういうものだろうか/理想の死に方/「不思議学」のすすめ/好きな道を驀進するのみ/死ぬまで幸福になる方法/人生を、いじくり回してはいけない