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著者:川添愛
出版:KADOKAWA
発売日:2020年11月
仕様:新書判 254ページ
AIが発達しつつある今、改めて「言葉とは何か」を問い直す。AIと普通に話せる日はくるのか。人工知能と向き合う前に心がけるべきことは何か。そもそも私たちは「言葉の意味とは何か」を理解しているのか―「理論言語学」出身にして気鋭の作家が、言葉の「不思議」と「未解決の謎」に迫る。
目次
第1章 機械の言葉の現状(コンピュータの内側で、言葉はどう扱われるのか;文字以外の情報も数で表される ほか)
第2章 言葉の意味とは何なのか(意味は辞書に全部書いてある?;意味は心の中のイメージか? ほか)
第3章 文法と言語習得に関する謎(無意識の文法―「かたまり」に切り分ける;無意識の文法―意味解釈への影響 ほか)
第4章 コミュニケーションを可能にするもの(他人の意図の理解;意図理解の手がかり;言われたことを実行する)
第5章 機械の言葉とどう向き合うか(チューリング・テスト;人間っぽい言動=言語理解? ほか)