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著者:大原扁理
発行:百万年書房
発売日:2022年2月15日
仕様:四六判 248ページ 並製
価格 1,600円+税
ISBN:9784910053264
人生詰んだ!?
そんな時、方丈記は役に立つ。
コロナ禍と親の介護で崩壊した、これまでのハッピー隠居ライフ。
実家に戻り、父親のおしめを替え、家族の食事を作りながら、いつもフツーに傍らにあったのは方丈記だった--。
『年収90万円でハッピーライフ』『なるべく働きたくない人のためのお金の話』著者・大原扁理、最新作。
目次
なぜ、いま方丈記なのか(まえがきにかえて)
Ⅰ あたらしい方丈記(大原扁理・監訳)
Ⅱ コロナ禍に方丈記を読みながら考えたこと
1 日々は無常のレッスン
2 私たちが社会に依存する時、社会も私たちに依存している
3 人間らしさとは何か
4 いいじゃないですか、大したことない人生だって
Ⅲ 方丈記(総ルビ付き原文)
版元から一言
これまでの「方丈記」新訳本・解説本は、年配の男性執筆者によるものがほとんどでした。
しかし、本書は30代男性による、等身大の「方丈記」新訳+読み解き本です。
コロナ禍以降の日常を生きる私たちにとって、もっとも読みやすく、もっとも分かりやすい「方丈記」入門の誕生です。
※本書における方丈記原文は、『新潮日本古典集成 方丈記 発心集』(校注:三木紀人)を元にしています。また、すべての読者にとっての読みやすさを考え、適宜漢字をあてて現代かなづかいによるふりがなをつけました。
大原扁理 (オオハラ ヘンリ) (著)
1985年愛知県生まれ。25歳から東京で週休5日・年収90万円の隠居生活を始める。31歳で台湾に移住し、3年半隠居生活を実践するが、現在はコロナの影響で帰国。著書に『隠居生活10年目 不安は9割捨てました』(大和書房)『いま、台湾で隠居しています』(K&Bパブリッシャーズ)、『なるべく働きたくない人のためのお金の話』(百万年書房)などがある。